カジノ好きな初心者陸マイラーの日常

主に、マイルについて紹介しています。たまに、カジノレポートと旅行記も紹介します。

ANAマイル活用! 知らないと損をする特典航空券のルール

皆さんは苦労して手に入れたANAマイルをどう使っていますか?
この記事ではANAマイルをもっとオトクに使うための情報をお伝えします。

1.特典航空券の基本ルール
特典航空券は大きく分けてANA国内線特典航空券、ANA国際線特典航空券、提携航空会社特典航空券の3つに分けることが出来ます。
ここでは主に、国際線特典航空券と連携航空会社特典航空券について解説します。

①使用マイルについて
使用するマイルは、ゾーン制で出発地と目的地の属するゾーンがどこかによって決まります。また、ANA国際線特典航空券の場合は、?忙期などによってさらにハイシーズン(H)、レギュラーシーズン(R)、ローシーズン(L)の3段階に分かれています。
詳しくはANAホームページに載っているのですが、ざっくり以下のようになっています。


Zone1 日本
Zone2 韓国
Zone3 中国(港澳含む)・台湾・フィリピン・グアム
Zone4 シンガポール・タイなど(その他アジア)
Zone5 ハワイ
Zone6 北米・アラスカ・カナダ・メキシコ
Zone7 ヨーロッパ・ロシア

例えば、エコノミークラスで日本⇔香港をANAで往復した場合、20000マイル(通常期)必要です。

一方、提携会社(スターアライアンス便)を利用した場合、レギュラーシーズン固定で時期によるマイル数の変動はありません。しかし、直行便かそうでないかによって一律3000マイルの変動があります。

②ルートについて
ANA国際線特典航空券では復路のみ、提携航空会社特典航空券では往路・復路でいずれか1回ストップオーバー(途中降機)を行うことが可能です。また、いずれの特典航空券でも片道あたり(ストップオーバーと合わせて)2回までトランジット(乗り継ぎ)ができます。さらに、追加で国内線も片道2回まで追加でトランジットすることが可能です。

ストップオーバー(途中降機)とは24時間以上の乗り継ぎ、
トランジット(乗り継ぎ)は24時間以内の乗り継ぎです。

また、ルートの出発地と目的地を2度経由することはできません。加えて片道で2回同じところを通ることはできません。
目的地はルート上の一番高いマイルが必要な地点になります。

ちなみに、東京は羽田、成田は同一空港、大阪は伊丹、関西、神戸は同一空港だとみなされます。

説明だけではわかりにくいと思いますので、実際に例を挙げて説明します。

(例1)
大阪 -(ANA) → 羽田
羽田 -(ANA) → 那覇
那覇 -(ANA) → 成田
成田 -(ANA) → 香港
・・・
理由:東京を2度通っているので認められません。

(例2)
中標津 -(ANA)→ 新千歳 ①24H以内
新千歳 -(AAR)→ 仁川 ①24H以内
仁川 -(CCA)→ 北京 ②24H以内
仁川 -(AAR)→ 香港 ③目的地
香港 -(ANA)→ 東京 ①24H以上(ストップオーバー)
東京 -(EVA)→ 台北  ②24H以内
台北  -(EVA)→ 大阪 ③24H以内
大阪 -(ANA)→ 福岡 ①24H以内
福岡  -(ANA)→ 新千歳 ②24H以内
新千歳 -(ANA)→ 中標津

上の制限に引っかかっていないので、この経路は利用することが出来ます。


このようにルールを最大限活用することで、オトクに特典航空券を発券することができるということがお分かり頂けたと思います。

次回は、私が考えたオトクなルートについて紹介したいと思います。

それでは、ドンドンマイルをためて、海外へ行きましょう!